CFRびわこ 〜子どもの笑顔がいちばん!!〜                   

(4)2025年度活動計画

【活動方針 案】

  2006年の高島市虐待死亡事件から今年で19年、この事件がきっかけで、CFRび

わこは2010年2月に市民団体を立ち上げ、今年で16年目を迎えた。この間、滋賀

においては、児童虐待相談件数は年々増え続け、2010年度3231件、2023年度

8568件、この間、2.7倍増、子ども人口の26人に1人が虐待相談につながって

いる。行政だけでなく、市民団体として延べ97回16万個のオレンジリボン啓発を行

ってきたことは虐待の未然防止の役割の一躍を担ってきたと考えている。

一方、滋賀では少なくとも12000件(推計※)あり、まだ2500件程度が発見、相談に繋がっていないと考えられることから、オレンジリボン運動を通して、児童虐待防止への理解とともに、児童虐待対応全国共通ダイヤル189(いちはやく)等により発見、相談支援につなぐ必要がある。

コロナ禍でこれまでの活動を見直ししてきたが、今後、オレンジリボン啓発を継続していくことを社会的な意義と考え、スタッフ体制を強化しながら取り組んでいく。

※引用:郷間彰(2022)立命館大学院人間科学研究科博士課程前期課程「児童虐待相談の実態把握に関する行政統計の課題〜滋賀県における統計情報の把握方法を手がかりに〜」


2025年度 主な活動

@第16回びわ湖一周オレンジリボンたすきリレー(11月)

昨年度と同様、現実に実施できる方法で実施、1日開催

スタッフ会議を5月から開始、コースやスタッフの役割の見直し、安全点検の確認

A街頭啓発 3回程度 

子どもの日(5月)、七夕啓発(7月)、クリスマス啓発(12月)必要に応じて随時

B県内のマラソン啓発活動 4回程度(5、10、11月、3月)

参加メンバーはオレンジリボンを着用(Tシャツ、ジャンパー、たすき、リボン等)

一般ランナーへの配布着用は啓発可能な範囲で行う。

C団体・施設など協力による配布

Dオレンジリボン交流会(1月)

E全国各地で開催のオレンジリボンたすきリレー等と交流

オレンジリボン発祥の地栃木県小山市、埼玉県久喜市、香川県丸亀市 他

F会員の新規開拓(目標10人・団体)

Gオレンジリボングッズの販売、「活動協力金制」の継続

Hオレンジリボンテッシュやたすきリレー参加賞詰め作業

I広報(HP、SNS、リーフレット)、FBの広告

J新聞等マスコミの活用

K2025オレンジリボンフェスタ(補助金はたすきリレーと一体型で) 

5月のたすきリレースタッフ会議とあわせ準備を行う。

オレンジリボンたすきリレーと同じ日に、昨年度と同様、ゴール会場(びわ湖こどもの国)にて、オレンジリボンフェスタを行う。民間団体にも協力、ブースを設けてもらい、ステージ発表とあわせて、親子が楽しめるイベントとする。

Lトイランびわこへの後援、挨拶

6月、12月に開催される事業への後援など行う。