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子どもの虐待防止オレンジリボンフォーラムの開催について


令和4年2月11日、滋賀県栗東市においてオレンジリボンフォーラムを開催しました。


滋賀の児童虐待防止の原点である高島事件から15年。彼女が生きていたら18歳。児童福祉法で守れなかった彼女の命を見つめなおすことで、今後の虐待防止に向け開催したオレンジリボンフォーラムでした。


開催にあたり三日月知事の挨拶、そのあと、基調講演で当時乳児院の副院長だった山本朝美さんが彼女の死に沈黙を守り続けていたが、後世に伝えなければいけないとの思いから勇気を出してお話いただきました。


当時の悲痛な思いを受け止め、フォーラムでさらに親子に寄り添う伴走者として何ができるのかを考えさせられました。第二部はシンポジウムも行い、里親、施設職員、児童相談所や市役所の職員の皆さんからもそれぞれの立場で何ができるのかを改めて確認できたフォーラムだったのではないかと思っています。


コロナ禍で開催の是非は問われましたが、知事のご英断で開催できる環境になり、感染防止に努めながら彼女の命をリアルに参加いただいた70人の仲間は高島事件の生き証人です。


今後の滋賀の子どもたちの幸せに繋がっていくよい機会になったのではないかと強く感じました。


なお、今回は個人情報の観点からリアル開催のみとしましたが、記録した動画については、来年度以降、関係機関の皆さん始め活用いただけるよう、会として検討していきます。